面接対策
具体的な
エピソードを
簡潔・明瞭に。
応募先に面接で良い印象を持ってもらうためには、質問にスムーズに答えられるよう準備しておくことが大切です。
特に、具体的なエピソードを語るときなどはつい長々と話してしまいがちですが、面接時間は限られているため、できる限り簡潔に説明することを意識して臨みましょう。
また、将来どうなりたいのかキャリアビジョンを明確にしておくことは、勤務後のミスマッチを防ぐとともに面接対策にもなります。
このページでご自身を振り返り、将来の目標を具体的に描きながら、面接対策を進めていきましょう。
身だしなみ
まずは、面接の印象を左右する身だしなみから整えましょう。
- OK
-
- ブラックやネイビー、グレーなどの落ち着いた色のスーツを着用しましょう。自分にサイズの合うものを選んでください。
- メイクや髪型は清潔感を重視しましょう。カラーコンタクトは避けるのが無難です。
- NG
- ※以下のような身だしなみはNGです。
- ミニスカートやロングスカート
- 派手なネイル
- アクセサリー
- 多量の香水(香水のように強く香る、ヘアスタイリング剤や柔軟剤にも気をつけましょう。)
面接でよくある質問
続いて、面接でよくある質問と回答のポイントをご紹介します。いずれの質問においても、面接官の目を見てハキハキと答えましょう。
「志望理由は?」
【ポイント】
なぜ当院が良いのか?応募に対してどれくらい本気なのか?などを問われています。転職できるならどこでもよかったのだろうと捉えられないよう、応募先の病院概要、経営方針、理念、看護部体制などを盛り込んで伝えましょう。
「退職理由は?」
【ポイント】
この質問の意図は主にあなたの人柄や責任感、短期間で退職しないかを確認するためです。
前職での本当の退職理由をポジティブに伝えることが鍵になります。志望理由と紐づけて伝えられると良いでしょう。
「自己紹介・自己PRをしてください」
【ポイント】
あなたの性格や強みを問われています。
前職で得たスキルや経験を具体的なエピソードを交えてアピールすると良いでしょう。
次の職場でどのように活かせるかも伝えるのがポイントです。
「看護師としての心構えは?」
【ポイント】
どんな看護師を目指しているのか?看護師として大切にしていることを問われています。
自身のキャリアビジョンと応募先の経営ビジョンがマッチするかの確認でもあります。応募先の経営ビジョンを事前に確認しておきましょう。
「患者様や同僚とのエピソードを教えてください。」
【ポイント】
この質問の意図はあなたのどこにやりがいを感じるか、感性を知ることです。
良い思い出だけでなく、クレームがきっかけであなたが成長できたエピソードなど内容に正解はありません。自信を持って話しましょう。
「夜勤や業務が多忙となった場合の残業は可能ですか?」
【ポイント】
夜勤や残業ともに可能とお返事できるのがベストですが、様々なご事情もあると思います。『夜勤は月○回なら調整できます』や、できない場合は『○年後子どもが小学校に上がるので、それからであれば可能です』など、ご事情をふまえて答えましょう。また、面接官に質問しやすい雰囲気なら、普段は残業がどの程度発生しているのかを聞いておくと安心です。
「最後に質問はありますか?」
【ポイント】
よく面接の最後、もしくは終盤で聞かれます。ここでは即座に「ありません」と答えるより、むしろ質問をしたほうが、「当院への興味や入職意思が強い」と捉えてもらえる可能性があります。
例えば、その医療機関が特に力を入れていること(他との差別化を図っていること)を掘り下げるような質問や、入職後にどのようにすればその業務に関われるのかといった質問など、就職先に興味を持っていると面接官に感じてもらいやすい質問がよいでしょう。
疑問点やミスマッチを防ぐ貴重な場面でもあるので、事前に確認しておきたい事はまとめておきましょう。
聞きづらい質問
給与条件について聞くことも、一般的には問題ありません。
給与条件は、転職の場合は特に大切な判断基準になります。当然、好条件には相応の勤務内容が求められますが、あなたの希望条件を把握したうえで、詳細をご検討される医療機関もあります。ご自身の希望条件と、どの程度まで勤務が可能なのか、事前に整理しておきましょう。