マイナンバーカードとは、マイナンバー(個人番号)が記載されたカードのことです。
手続きが難しそうで、まだ作っていないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、マイナンバーカードの作り方と、作成するメリットについて解説します。
マイナンバーカードを作成する方法
マイナンバーカードを作る方法は、主に4つあります。
- スマートフォンによる申請
- パソコンによる申請
- 証明写真機からの申請
- 郵便による申請
いずれの場合も、画面や申請書の案内にしたがって必要事項を記入し、送信・郵送すれば完了です。
その際、令和2年12月以降に届けられた「マイナンバーカード交付申請書(QRコード付き)」が必要になります。
23桁の「申請書ID」が記載されていることを確認してください。
また、カードに添付される顔写真は、スマートフォンやデジタルカメラなどで撮影します(申請方法によって異なります)。
それぞれの詳しい申請方法は、「マイナンバーカード総合サイト」のホームページ内「マイナンバーカード交付申請」からチェックしてみてください。
なお、お住まいの自治体によっては、写真撮影とインターネット申請を窓口で同時に手続きしてくれる場合もあるため、各自治体のホームページも確認してみましょう。
マイナンバーカードを作る3つのメリット
マイナンバーカードを発行すると、多くのメリットが得られます。
今回は、代表的な3つのメリットをご紹介します。
1.身分証明書になる
マイナンバーの提示が必要な場面と本人確認が必要な場面、どちらの場合であっても、マイナンバーカードが1枚あれば済みます。
2.コンビニで各種証明書が取得できる
これまでは役所に行かなければ取得できなかった、住民票や印鑑登録証明書などが、コンビニでも発行できるようになります(※一部自治体を除く)。
3.マイナポータルで行政サービスが受けられる
政府のオンラインサービス「マイナポータル」で、児童手当の申請や公共料金のオンライン決済などの行政サービスが受けられます。
【参考】
マイナンバーはどのように決められる?
マイナンバーは、住民基本台帳のコードをもとにランダムに割り振られており、家族であっても近い番号になるとは限りません。
また、マイナンバーは「一人にひとつ」なので、カードを紛失したからといって番号が変わることはないのです。
取り扱いに十分注意しながら、マイナンバーカードをさまざまな場面で活用していきましょう。